請求書、領収書など、取引の発生の際、当事者間で受け渡しされる書類およびその控えなどを「証憑(しょうひょう)」といいます。取引事実の物的証拠となるとともに、会計帳簿の基礎資料となります。
「TKC証憑ストレージサービス」は、これらの証憑をスキャンし、電子化した証憑データをTKCデータセンター(TISC)に保存できるクラウド型ストレージサービスです。さらに、証憑データから読み取った取引年月日、取引金額、取引先名が仕訳に初期表示されるので、FX2シリーズ等、TKCの自計化システムにおける仕訳入力業務を省力化できます。
請求書、領収書などの証憑は、一定の要件を満たすことで、電子データで保存することが認められています。
平成27年・28年の税制改正による電子帳簿保存法の一部改正にともないスキャナ保存制度の要件等が大幅に緩和され、非常に使いやすい制度になりました。
電子帳簿保存法のスキャナ保存要件の緩和について
TKC証憑ストレージサービスは、スキャナ保存制度の法的要件を満たしたソフトとして、日本文書マネジメント協会(JIIMA)から、国内第1号となる認証を受けています。
スキャンしたデータに、日本データ通信協会から認定を受けた「TKCタイムスタンプ」を付与します。TKCがタイムスタンプを提供するため、別途タイムスタンプ局と契約する必要がありません。
スキャンの際に、証憑の内容を読み取り、仕訳入力時に初期表示します。
スキャンしたデータは、検索機能を利用し、いつでも簡単に確認できます。
スキャンしたデータは、TKCデータセンター(TISC)に保存するので、安全・安心です!
個人情報を取り扱うパブリッククラウド事業者のための、個人情報を保護するための実施基準を規定している、クラウドにおける個人情報の保護に特化した初めての国際規格です。情報セキュリティマネジメントの実践のための規範として広く利用されている国際規格ISO/IEC 27002をベースとしており、仮想空間上で実施する個人情報管理のベストプラクティスを提供しています。
当事務所が、TKC証憑ストレージサービスの導入から運用までサポートします。
"証憑のスキャナ保存”については、当事務所までお気軽にお問合せください。